【レビュー】HAKUBA「ドライボックスNEO 15L スモーク 防湿庫 KMC-41」

2018年11月05日
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カメラ
カメラを保管するための防湿庫を購入しました。
防湿庫というと金庫みたいな本格的なものをイメージしそうですが、今回購入したものは衣装ケースみたいなボックスタイプの防湿庫です。高価なカメラやレンズを持っているなら本格的な防湿庫が必要だと思いますが、僕の持っているカメラはそこまで高額な物ではないですし台数も少ないので、このような安価な防湿庫でも十分です。こういった簡易的な防湿庫でも湿気からカメラを守るという目的は果たせます。

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http://www.hakubaphoto.jp/products/detail/0101080077-2P-2B-00

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HAKUBA ドライボックスNEO 15L スモーク 防湿庫 KMC-41

容量 15L
乾燥剤 キングドライ(15g×3入)
外寸法 W470×H235×D240mm
内寸法 W390×H195×D175mm
重量 1245g
材質 (本体)ポリプロピレン、ABS樹脂
(パッキン)シリコーンゴム
(乾燥剤ケース)ポリプロピレン
キャスター あり

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防湿庫とは?


その名前の通り、湿気を防止する入れ物の事です。完全に湿気を防いで湿度ゼロにする訳ではありません。カメラに興味が無い方でも、カメラ本体やレンズにカビが発生するという事をご存知の方は多いと思います。

カビは高温多湿を好み、条件が合えばすごい勢いで成長していきます。気温20度、湿度60%辺りからカビが発生しやすくなります。ホコリやゴミ、人間の油脂がカメラに付着したままだと、更に発生する条件が揃います。

当然ですが、押し入れやクローゼットに入れっぱなしにしていたり、汚れたまま保管することはNGです。カバンやケースに入れっぱなしにするのも良くないです。換気の良好な室内でも湿度が高ければカビは発生しやすくなります。

こういったカビからカメラを守るために、湿度を適正に保てる防湿庫は必要不可欠になります。カメラに良いと言われている湿度は40%辺りで、防湿庫なら最適な湿度でカメラを保管することが出来ます。

カビが発生したカメラの修理には数万円かかることもあります。精神的にもよろしくないので、カメラを購入したら防湿庫も一緒に用意しましょう。

本格的な電子制御式防湿庫が理想ですが、安価なボックスタイプの物でも大丈夫です。後々電子制御式防湿庫を買ってボックスタイプが不要になっても、ボックスタイプなら食品の保管庫として再利用出来ます。海苔やお餅を入れておくのに丁度良いです。食品以外でも様々な用途に使用できますので、無駄にはなりません。

本格的な電子制御式防湿庫


ボックスタイプの特徴


長所
・初期投資が安価
・スペースが有ればどこでも置いておける
・物理的破損が無い限り、故障リスクが無い

短所
・乾燥剤の交換が定期的に必要
・ランニングコストが電子制御式防湿庫に比べて劣る
・見た目がよろしくない


電子制御式防湿庫の特徴


長所
・安定した湿度管理が容易
・ランニングコストが安い
・ガラス扉のケースは見栄えが良い

短所
・初期投資が高価
・電源(コンセント)が必要


製品画像・レビュー


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7枚目の写真は内部の寸法です。オレンジ色&黄色⇔が底面付近の寸法、緑色&黄緑色⇔が上面付近の寸法です。この数値は矢印のところで測定した実際の数値です。高さ内寸は195mmとありますが、蓋の上に物を置いたりすると若干たわむので、実際に使える範囲は185mmくらいでしょうか。蓋の上に物を置いたりしなければギリギリまで収納しても問題ないと思います。

実際に手で持ってみると割りとしっかりとした印象です。ケース自体の厚みが適度にあり、強度は問題無さそうです。蓋もしっかりしていてパッキンも綺麗に密着しているので、気密性にも問題は無いでしょう。

蓋にキャスターの凹みがあるので、重ねて使うことが出来るようです。頑丈なので3個くらい重ねても問題無さそうです。キャスターは平べったい形状なので、前後にしか動きません。

付属品ですが、キングドライ 15 3個入りが付属しています。

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KMC-33-S3 キングドライ 15X3

メーカー型番 : KMC-33-S3
内容量 : 1袋15g×3袋入
成分 : 酸化カルシウム
標準使用量 : 約11Lのスペースに1袋
有効期間 : 開封後8~14ヶ月

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付属品のキングドライは、容量11Lで1袋が目安となっています。ドライボックスNEO 15Lに使用するなら2袋入れれば大丈夫そうです。
ちなみに、大きいサイズのキングドライもあります。

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キングドライ 3パック KMC-33S

強力乾燥剤「キングドライ」のお得な3パック商品。
カメラ機材を湿気から守る! 丈夫で長持ちのやぶれにくいナイロン袋を採用。
内容量 : 1袋30g×4入(120g)×3パック
使用量の目安 : 約22Lのスペースに1袋
成分 : 酸化カルシウム

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このサイズなら、ドライボックスNEO 15Lに1袋で大丈夫そうですね。

それでは実際に蓋からトレイを外して乾燥剤を入れてみましょう。蓋の表側の中心を押すと簡単にトレイを外すことが出来ます。ツメ6個でしっかり固定されているので、故意に外そうとしない限り脱落することは無いでしょう。

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家に乾燥剤があったので3袋入れてみました。多分、海苔かお菓子の缶詰に入っていたものでしょう。なので付属のキングドライは使用していません。実際に使う場合は、乾燥剤の量とケース容量を合わせて下さい。

乾燥し過ぎもカメラやレンズに良くないので、湿度40%辺りをキープ出来るように調整しましょう。湿度計も比較的安価ですので、気になる方はケースと一緒に買っておいた方が良いでしょう。

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HAKUBA 防湿用品 湿度計C-44

外寸法: 直径70×厚さ21mm
重量: 約38g
湿度計精度: ±5%以内(常温35%?85%範囲内)
材質: [本体]スチロール樹脂、[吸盤]PVC
付属品: 吸盤

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僕は家にタニタの温度&湿度計があったので、そちらを使用しています。精度が少し不安なので、近い内にちゃんとした湿度計を購入しようと思っています。

まとめ


価格の割に品質は良いと思います。ドライボックスをどれにしようか迷っているようでしたら、このシリーズを買っておけば間違いないと思います。

ただ、頻繁に出し入れする方には不向きかと思います。付属の乾燥剤が即効性に欠けるので、2~3日経たないと内部の湿度が下がりません。頻繁にカメラやレンズを出し入れする方は、別にシリカゲルを用意するか、高価ですが電子制御式防湿庫の方が良いです。

電子制御式防湿庫はボックスタイプと比べると高価なため、なかなか手を出しにくいと思います。

初期投資が高価ですが、ランニングコストの面では電子制御式防湿庫の方がボックスタイプより優れています。電気代は月に数十円と安価です。

ボックスタイプだと定期的に乾燥剤の交換が必要なため、カメラやレンズの台数が多くなると、ボックスの個数、乾燥剤の消費量が増えます。また、季節によっては乾燥剤の量を増やしたり減らしたりする必要が出てきます。それに対して電子制御式防湿庫は半自動で制御しますので、湿度管理が容易です。

なにより、電子制御式防湿庫なら扉を開けばすぐにカメラを取り出せますし、仕舞う時も手間がかかりません。ボックスタイプは蓋を外して上から取り出すので、落下させて他のカメラやレンズを破損させるリスクがあります。日常的にカメラを使用するなら、扉タイプの方が使いやすいし安全です。

精密部品の塊のようなカメラを大切に保管したいなら、扉タイプの電子制御式防湿庫を検討するべきだと思います。ボックスタイプでも機能的には問題ないですが、少しでも予算があるなら電子制御式防湿庫をお勧めします。

ボックスタイプ防湿庫のレビューでこういう事を言うのもなんですが・・・。

以上、「HAKUBAドライボックスNEO 15L スモーク 防湿庫 KMC-41」のレビューでした。





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ZPGBF管理人
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