Bose「Companion 2 Series III multimedia speaker system」【レビュー】

ZPGBF管理人

迫力のあるサウンドを奏でる、Bose「Companion 2 Series III multimedia speaker system」をレビューします。

BOSE公式ストア
https://www.bose.co.jp/ja_jp/products/speakers/stereo_speakers/companion-2-series-iii-multimedia-speaker-system.html

パソコンで音楽やゲーム、動画を見るのがお好きな方に、ぜひ試してほしいのがCompanion® 2 Series III multimedia speaker systemです。パソコンのスピーカーよりはるかに優れた性能を堪能できます。しかも価格は、ボーズのCompanion®5 multimedia speaker systemで最も手ごろな設定です。

高品質なオーディオ性能、すべての音量でクリアなサウンドを実現
幅広い、ライブに近いサウンドを提供する2つのエレガントなスピーカー
機器を追加するときは、予備の入力ジャックに接続
右スピーカーの前面にボリュームコントロール/ヘッドホンジャック

外形寸法/質量
Right (右)側スピーカー:19 cm H x 8 cm W x 15 cm D (1 kg)
Left (左)側スピーカー:19 cm H x 8 cm W x 14.5 cm D (0.8 kg)

入出力
AUX入力
ヘッドホン端子

同梱物
スピーカー
オーディオ入力ケーブル(ミニプラグ付き)
スピーカーケーブル
ACアダプターパック

BOSE公式ストア





製品画像


IMG_3628.jpg

IMG_3632.jpg

IMG_3636.jpg

IMG_3639.jpg

IMG_3644.jpg

IMG_3649.jpg


外観・サイズ


質実剛健、無駄が一切無いデザインです。メーカーロゴなどの表示は主張し過ぎることはなく、どんなインテリアにも合いそうです。以前レビューした「YAMAHA NX-50 パワードスピーカー」は5色のカラーラインナップがありましたが、BOSEはブラック一色のみです。本体はマットな質感の樹脂製で塗装はされていません。サランネットは安っぽくなく、耐久性は良好です。

本体サイズ
右スピーカー 80mm(幅)×190mm(高さ)×150mm(奥行き)重さ1 kg
左スピーカー80mm(幅)×190mm(高さ)×145mm(奥行き)重さ0.8 kg

この辺りのサイズのスピーカーは多くの方に需要があり、設置するのにサイズが問題になることは無いでしょう。


機能・操作性


電源スイッチはボリュームダイヤルと兼用です。電源を入れる時はダイヤルを時計回りに回します。切るときは逆です。電源が入っていてもインジケーターLED等はありませんので、ダイヤルの角度で判断するしかないです。個人的には小さいLEDくらいは付けて欲しいと感じました。

ボリュームダイヤルの操作感は引っかかりは無くスムーズです。ダイヤル径が大きめなので電源を入れるのもスムーズに行なえます。回転トルクの変動はなく、最小から最大まで一定のトルクです。ボリュームがいきなり大きくなったり小さくなったりする箇所もありません。

入力端子は2系統あり、どちらも3.5mmステレオミニプラグに対応します。ヘッドホン用ミニジャックは前方にあります。ヘッドホンの音質はパソコンに直刺しと同等かそれ以上です。ヘッドホン使用時、ホワイトノイズは殆どありません。(ヘッドホンに寄ると思います)


パワー・バランス


十分な出力があり、ニアフィールドで使用する分には不足は感じません。10畳辺りの部屋でも十分に感じるパワーがあります。左右の音量バランスは良好で、ボリュームを絞った状態でもギャングエラー(左右音量差)は皆無です。


音質


本体サイズが小さくスピーカーが小口径なので、ブックシェルフスピーカーのような音は出ません。しかしそこはBOSE。このサイズからは考えられないような音が出ます。特にBOSEお得意の重低音は健在で、迫力のある音が楽しめます。スピーカー本体の剛性は十分ありますので、音量を上げても余裕があります。

臨場感を高める処理がされているのか、広がりのある豊かなサウンドです。別の言い方をすれば、不自然なサウンドです。この辺りは好みに寄るので何とも言えませんが、スピーカーユニットのサイズが小さいので、調整無しで臨場感を出すのは難しいのでしょうね。

肝心の低音ですが、スピーカーの口径が小さい事もあってレスポンスは良いです。ただ、重低音が出るようなサイズではないので、作られたような音質です。この重低音は曲によってはワンテンポ遅れて響くように聴こえる事があります。ミニコンポのような低音に慣れている人だと気になるかも知れません。ちなみに、バスレフポートが背面にあるので壁との距離をある程度空けないと、低音がかなり強くなります。

高音は比較的強めの傾向ですが、キツイ感じはなく長時間聴いていても疲れることはありません。この辺りはNX-50と似ています。ただ、中域が弱いのか人の声は少し聞き取りにくいです。TVやYouTubeを主体に使うならNX-50の方が良さそうです。

NX-50は高域の指向性が狭く、リスニングポジションが10~20センチ左右にずれるだけで音質の変化が分かります。これに対し、BOSE Companion 2 series IIIは高域の指向性はそこそこ広いので、あまり気を使わないで配置出来ます。まぁデスクトップで使用する場合、リスニングポジションはほぼ固定されているでしょうから気にしなくても良いと思います。

電源オンで音を出していないときのホワイトノイズは殆どありません。スピーカーとの距離70センチで聴いた場合、ボリューム12時辺りからかすかに聴こえはじめ、最大音量に上げて鳴っているのが分かる程度です。12時辺りでかなりの音量が出ますので、このスピーカーのホワイトノイズは問題にならないでしょう。


スピーカー周波数特性


Bose Companion 2
Bose Companion 2 Series III 周波数特性

こちらのグラフはBose Companion 2 Series IIIの周波数を測定したものです。ホワイトノイズを出力し、前方にマイクを置いて測定しました。オレンジ色のピーク線を参考にしてください。

ドンシャリサウンドの代名詞的存在のBOSEですが、グラフを見ると正にその通りです。低域は100Hz辺りが強く、高域も5k~10kHzが強くなっています。しかしながら、大きく落ち込んでいたり山になっている所はありませんので、サイズを考えると優秀なスピーカーだと思います。


NX-50.jpg
NX-50 周波数特性

こちらのグラフはNX-50の周波数を測定したものです。BOSEに比べると中低音がほぼフラットな特性で自然なサウンドです。多少の誤差はあると思いますが、どちらも一長一短で得意分野が違うように感じます。

BOSEは映画やゲームに向いているサウンドで、男性の声や低めの女性の声は聞き取りにくいと感じます。NX-50はBOSEに比べると迫力に欠けますが、人の声は聞き取りやすく、音楽を聴いていても自然なサウンドだと感じます。NX-50はオールマイティなスピーカーです。


REVA-2.jpg
Wharfedale REVA 2 周波数特性

こちらはデスクトップで使用しているオーディオシステムのスピーカー周波数を測定したものです。低域から高域にかけてほぼフラットです。大抵のブックシェルフスピーカーはこういったフラットな特性です。

大型のスピーカーはある程度音量を上げないと綺麗な音は出ませんので、ニアフィールドで音量を絞って使用するのには不向きです。小さい音量で聴くなら小型スピーカーが適しています。ブックシェルフスピーカーなら、スピーカーユニットのサイズが8~10センチ辺りのものが良いです。

これらの周波数特性だけでは音質が良いのか悪いのかは判断出来ませんので、実際に試聴することをお勧めします。


まとめ


このスピーカーは人気があり、NX-50と比較している人も良く見られます。どれを買おうか迷っている場合、「Creative T12」辺りも候補に上がるかと思います。この辺りの価格帯のスピーカーはどれも良く出来ており、音質も大きくは変わりません。見た目の好みや機能で選ぶのも良いかと思います。

コストパフォーマンスを考えると、どの分野でもオールマイティにこなせるNX-50が良いかと思いますが、予算が許すのであれば個人的にBOSE一択かと思います。全体的に高い次元でまとまっています。

もちろん、BOSEのコスパが悪いわけではありません。価格は高いですがそれだけの満足感は得られます。特に、映画やゲームをメインで使用する方にはお勧めです。音楽鑑賞にも十分使用出来ます。

NX-50はレビューしていますので、見て頂けると嬉しいです。

ヤマハ(YAMAHA)「NX-50 パワードスピーカー」【レビュー】

以上、Bose「Companion 2 Series III multimedia speaker system」レビューでした。

関連記事

Comments 1

There are no comments yet.
-  
管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2019/02/11 (Mon) 12:17 | EDIT | REPLY |   

Leave a reply