管理人がSKYRIMで設定しているエリコン2のボタン割り当てについて。
SKYRIMでの割り当て
スカイリムは2ボタン同時押しに対応しており、「Xbox360 Controller KeyRemap」というMODをインストールすることで手軽にキーアサインを再配置できる。このMODは「controlmap.txt」というファイルを再編集してあるもので、このファイルを自分で編集すればコントローラー各ボタンのキーアサインを好きなキーアサインに設定できる。しかし、テキストファイルとして開くと謎の文字列で表示され、熟練者でないと理解不能な内容となっている。
しかし、このファイルを簡単に編集できるツールがある。「skyrim pad config」というツールがそれで、このツールで「controlmap.txt」を開くと上のスクショのようなウィンドウが表示される。上のスクショは既に管理人の好みの設定に編集済みになっている。使い方は実に簡単で、左側に各動作の項目が表示されており、右側にキーアサインを選択する項目がある。このキーアサインを好みのキーアサインに設定し、「Save」をクリックすれば保存される。同時にバックアップが作成され、保存したファイルはツール内と同じフォルダに保存される。このファイルをスカイリムのDataフォルダ内に上書きすれば、ゲームに反映される。controlmap.txtの格納場所は以下。
Skyrim Data Interface Controls PC controlmap.txt
※WordPressがクソ仕様なのか、円マークやバックスラッシュを打っても何故か消えるので、スペースで空けてある。原因を探るのが面倒。脳内変換して下さい。
「L3+B」のようにふたつのキーアサインを設定してあるものは同時押しの設定になり、基本的にシフトボタンを押してから各ボタンを押すような使い方になる。当然だが、逆から押すと機能しないので注意。例えば、スクショのキー配置であればクイックインベントリを開く場合は「L3」を押しっぱなしにして「B」を押す。この場合のシフトボタンは「L3」になる。シフトで使うキーアサインは「+」の左に設定し、シフトと組み合わせるキーアサインは「+」の右に設定する。キーアサインを設定する項目が2列あるが、これはふたつの異なるボタンで同じ動作を割り当てるときに使用する。
管理人が変更している動作は以下。
バニラ | 管理人SP | |
ジャンプ | Y | B |
スプリント(ダッシュ) | LB | RB |
パワー(シャウト) | RB | Y |
スニーク(隠密) | L3 | LB |
オートラン | キーボード C | L3+RT |
待機 | Back | L3+Back |
お気に入り | DUP 及び DDown | Back |
ホットキー1(お気に入り用) | DLeft | DUP |
ホットキー2(お気に入り用) | DRight | DDown |
以下、バニラから追加した動作 | ||
ホットキー3(お気に入り用) | L3+DUP | |
ホットキー4(お気に入り用) | L3+DDown | |
クイックインベントリ(持ち物) | キーボード I | L3+B |
クイックマジック(魔法) | キーボード P | L3+X |
クイックステータス(スキル) | キーボード / | L3+Y |
クイックマップ(地図) | キーボード M | L3+A |
これらは「メインゲームプレイ」の項目であり、インベントリやクエストジャーナル等のUI画面での操作方法はバニラから変更していない。L3ボタン(左スティッククリック)をシフトボタンとして設定しており、このキーアサインはエリコンの左下パドルに割り当てている。この設定だとインベントリ等が一発で表示できるようになっており非常に便利である。スニークも元のL3からLBに変更したことで、移動しながらスニークに切り替えるのもバニラに比べやり易い。
ホットキーをDLeftとDRightに追加で設定すればシフトと併せると最大で8つに増やせるが、DLeftとDRightはMODのホットキーとして使用するため未割り当てとなっている。MODでホットキーとしてコントローラーキーアサインに割り当てると、L3+DLeftのようにシフトボタンで分けても入力されてしまうので、MODのホットキーとお気に入り用のホットキーを併用するのは不可能である。この問題を解消するのであれば、reWASD側でシフトキーを設定する必要がある。
reWASDの割り当て
reWASDの設定はこのようになっている。内容としては、パドルにL3とキーボードのキーアサインを設定しただけ。左下パドルのL3は左スティッククリックと同じキーアサインなので、ゲーム内では左下パドルと左スティッククリックはどちらのボタンも同じように動作する。左スティックを操作しながら左スティッククリックをシフトキーとして使用するのはとてもやり難いので、L3をパドルの方に置き換えているのだ。
右側のパドルに「Y」と「U」を設定してあるが、これらは「Simple Lock-On LE」というMODで使用している。NPCなどのアクターをロックオン可能にするMODで、主に弓や魔法での操作が容易になる。「Y」はロックオンのオンオフ、「U」はロックオン対象の切り替え。
左上パドルの「V」は、「Dual Wield Parrying」という二刀流等でガードを可能にするMODで使用している。このMODはホットキーとして設定したキーを入力すると動作するのだが、XInput方式のキーアサインを設定できないという問題がある。つまり、マウスやキーボードのキーアサインのみ設定可能なので、このMODをコントローラーで使用するのであればreWASDが必要になる。尚、Simple Lock-On LEは、XInput方式のキーアサインを設定可能である。
「TK Dodge」というドッジ(回避)を可能にするMODも使用しており、これはスプリント(バニラでLBボタン)の短押しで動作し、ボタンを離したタイミングで発動する。長押ししてから離しても動作はしない。管理人の環境ではこのドッジはRBボタンに設定してある。方向キーダブルタップで動作するようにも設定可能なので、ホットキーを割り当てなくても使用可能なものとなっている。
MODによってXInput方式のキーアサインを設定可能なものとそうでないものがあるので、reWASDはあった方が色々と便利である。エリコンとreWASDを組み合わせた環境は非常に快適で、これに慣れるとバニラには戻れない。